3月19日にインターネットを使った選挙運動解禁に関する各党協議会に、有識者として、ツイッタージャパンの谷本さんと一緒に登壇させていただきました。
谷本さんからは、ネット選挙が解禁したことでのソーシャルメディアの可能性や実状、Twitterがどのように取り組んだかといった視点をもとに、ソーシャルメディアを活用して有権者と政治家との距離をつなぐ方法についてやTwitterを通じた選挙の効果や可能性、今後を見据えた提言などをされました。
僕のほうは、ネット選挙のみならず、ネットをいかに政治の世界の中に組み込むか、インターネットが誕生して20年以上がたち、もはや「ネット前提社会」の中でこれから生きていくことになるなかで、公職選挙法自体の抜本的見直しを含めた情報社会の中における制度設計のあり方として、政府なども取り組んでいるオープンガバメントの考え方などをお話させていただきながら、改めて選挙だけにとどまらないネット政治をどう考え、そこを踏まえての制度設計をしていくか、といった内容をさせていただきました。
日本における民主主義を考える中で、選挙以外の普段の政治活動をどのように考えていくか。根底にある価値観自体を、今現在やこれからの社会を見据えたものにしていくために、政治だけでなく行政や民間企業などが協働して、社会のあり方を一緒に考えていく世の中になればと思います。
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