2015/03/21

イベント登壇3月22日:HAKUHODO × Ars Electronica Future Catalysts PLATZ Vol.1~みんなのクエスチョンが描く、「まち」の未来~


博報堂とアルスエレクトロニカによる共同プロジェクト「Future Catalysts」。産業、行政、地域社会の未来をつくる人たちとの、新たな出会いと共創の機会を生み出していこうというこのプロジェクトで、「まち」をテーマに1dayイベントが開催されます。

「アルスエレクトロニカ」は、オーストリアのリンツで開催される芸術・先端技術・文化の祭典で、メディアアートに関する世界的なイベントであり、そのイベントを運営する先端テクノロジーとアートシンキングが未来社会に与えるインパクトと可能性を探求してきた、世界が注目する未来志向のクリエイティブ機関のことを指します。



今回、アルスエレクトロニカに向けてさまざまなプロジェクトを作るために、さまざま分野の人たちを集めて議論し、アイデアを創発するイベントが企画され、その参加ゲストの1人として参加させていただきます。

そんな彼らが開催するイベントがこちら。

すでに、WIREDマチノコトでも、イベントの様子が記事になっています。これらなども参考にしながら、「まち」について考えてみるといいかもしれません。

こちらの、B-Labのワークショップに参加します。こちらのワークショップ、実は博報堂とアルスエレクトロニカによるプロジェクトを本格的に行うためのアイデアワークショップとして、2015年1月にCreative Jamというイベントを行い、そこを踏まえて議論する場となっています。テーマは「Re;Balance」。人口減少などが叫ばれているなかで、東京も含めた都市のあり方や適正な人口、人の移動や多様な行動様式を生み出すための環境とはなにか、について議論し、アイデアを出します。

お時間のある方は、ぜひご参加いただければ。

Future Catalysts PLATZ Vol.1~みんなのクエスチョンが描く、「まち」の未来~

第1部 10:00 ~11:00
出演:ゲルフリート・ストッカー(アルスエレクトロニカ アーティスティック・ディレクター)

第2部 11:00 ~12:30
出演:ゲルフリート・ストッカー(アルスエレクトロニカ アーティスティック・ディレクター)、石綿祐子(公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 室長・プログラムディレクター)、林千晶(ロフトワーク代表)、永井一史(HAKUHODO DESIGN)、鷲尾和彦(博報堂 / Future Catalysts)

Open Citizen Lab プレゼンテーション(及び懇親会)

「Open Citizen Lab」に集まった以下の5つのラボによるプレゼンテーション。

A-Lab Co-Creation City 新たなつながりが「まち」の価値をつくる
B-Lab Re-BALANCE 都市と地方の新しいつながり方
C-Lab Engagement Space in the City 新たな公共空間をデザインする
D-Lab Magical Dialogue with Kids. 子どもたちとの創造的な対話でつくる、未来のくらし、わたしたち
E-Lab Digital Communities by Prix Ars Electronica 世界視点で見る創造的コミュニティの方法論
プレゼンテーションの後は、イベント参加者をまじえた懇親会が開催されるそうです。街や都市の未来について、柔軟に発想する良い機会となりそうです。都市や街に関心のある人はもちろん、アートイベントやクリエイティブな活動に関心があるも足を運んでみてはいかがでしょうか?

イベントの概要
日時:
2015年3月22日(日)10:00〜21:00
会場:
虎ノ門エリア(2会場)
Good Morning Café & Grill (東京都港区西新橋2-16-6)
虎ノ門9森ビル (東京都港区愛宕1-2-2)
主催:
Future Catalysts -Hakuhodo × Ars Electronica-
協力:
オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム、森ビル
Webサイト:
http://future-catalysts.com

2015/03/20

イベント登壇:3月21日 豊橋青年会議所主催「ネット選挙と可能性」



3月21日(土)、豊橋青年会議所主催のイベントに登壇します。
テーマは「ネット選挙」。
前半は社会学者の西田さんの講演、後半は西田さんや食べる政治の増沢らとパネルディスカッション。僕は、このパネルのコーディネーターという立場。
4月に開催される統一地方選に向けて、各地の商工会議所でも選挙に関連したイベントが開催されてきそうです。
ネット選挙自体も解禁されてもうすぐ2年。ネットと政治の関係もそろそろアップデートしていくような動きをみせていきたいものです。

ウェブには情報があまり載っていないので、チラシのPDFを。









2015/03/13

イベント登壇:3月18日クラウドファンディングの拡大から、地域発イノベーションを考える

国際大学GLOCOMとグーグル社が共同で行っている、日本のいので促進を目的に政策提言や研究会などを企画しているInnovation Nipponプロジェクト。

私も、研究調査としてベンチャーの現状を調査し、レポートとしてまとめたり企画運営に関わったりしています。そんななか、日本におけるイノベーション促進の一つのキーワードとして捉えられている「クラウドファンディング」。アメリカでは2000年代後半からKickStarterなどのサービスなどが誕生し、新しいハードウェアやガジェット開発の資金調達やマーケティング活用、ソーシャルビジネスやソーシャルデザインなどのプロジェクトが共感や賛同を集めるプラットフォームとして機能しています。日本でも、2011年頃から誕生し、ちょうど東日本大震災の寄付や活動を支援するものとして使われたものから、近年では映画や音楽などのアーティストやクリエイターの活動の一環や、地域活性プロジェクトからものづくりの開発支援などさまざまプロジェクトが掲載され、流通総額も数億円以上、プロジェクト達成金額も数千万規模のものまで誕生するまでとなった。

企業としても、スタートアップにしても、PRや広報、マーケティングや集金などが行えるプラットフォームの価値として見出すことができます。そうしたクラウドファンディングが一般化してきたと同時に、日本でも2014年に法案が可決し、2015年5月施行で動き出しているクラウドファンディング法案は、株式型クラウドファンディングサービスが提供でき、未上場企業に対して投資を行うプラットフォームとできる。

クラウドファンディングという一つの概念をもとに、クラウドファンディングをどう企業や個人、スタートアップなどの事業戦略や活動の中で価値を見出すことができるか、さらにそれが地方の起業促進や新しいプロジェクト推進の手段としてどう位置づけることができるかなどさまざま議論や可能性を広げることができる。

そこで、クラウドファンディングを活用した事業者、実際にクラウドファンディングを運営するプラットフォーム事業者側などをお呼びし、クラウドファンディングの可能性について議論する場を企画させていただきました。私も、普段からクラウドファンディング事業者や利用者などに取材を重ねるなかで見えてきた可能性や今後の課題などについてお話できたらと思います。ぜひご興味のある方はご参加いただけると嬉しいです。参加申し込みはこちらから。


以下、イベント概要です。
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〈 Innovation Nippon トークセッション 開催のご案内 〉

■タイトル:クラウドファンディングの拡大から、地域発イノベーションを考える

■日時:2015年3月18日(水) 19:30~21:30

■会場:国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
   (東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル 2F)
    地図: http://www.glocom.ac.jp/access/

■主催: Innovation Nippon(国際大学GLOCOM×グーグル株式会社)
    http://innovation-nippon.jp

■後援:クラウドファンディング協会
    http://safe-crowdfunding.jp/

■概要
既に急成長途上にあるクラウドファンディングについて、更に大規模な資金調達の可能性を拡大する法改正が行われた。
米国のJOBS法を意識した金融商品取引法の改正で、日本でも株式型のクラウドファンディングが容易になった。本イベントではこれを機に、イノベーション
環境の一要素としてのクラウドファンディングの意味や役割を検討したい。
規模的拡大だけでなく、多様化も進んでいる。特定の地域や事業分野などに特化したプラットフォームも多く出てきている。
クラウドファンディング業界の動向を俯瞰することも簡単ではなくなりつつあるが、一方、ファンドを募り、提供する利用者や、それをとりまく関係者は、
特性や使い方、課題などを学んでいる最中でもある。この学びは、今後クラウドファンディングのポテンシャルをどれだけ大きく花開かせるかを
左右することにもなろう。クラウドファンディングはまた、当事者を超えた範囲の人々にも恩恵をもたらすポテンシャルを持っているだろう。
ネット上での資金調達活動が盛んになることで、イノベーターやその取り組み、それをとりまく支援者などが可視化されることにもなり、社会の学びを後押しする
効果も期待できる。
こうしたことを踏まえながら、本イベントでは、クラウドファンディングの現状と展望、特性などを論じ、特に地方発のイノベーションを効果的に後押しするための課題や工夫が何であるか、イノベーション環境としての意義がどのようなものであるかを検討する。

* Innovation Nipponは、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)とグーグル株式会社が共同で2013年に立ち上げたプロジェクト。
情報通信技術(ICT)を通じた日本のイノベーション促進を目的として、シンポジウム開催、研究会からの政策提言などを行っている。


■参加費:無料

■登壇者(敬称略・五十音順)
 -江口晋太朗(ジャーナリスト)
 -大前和徳(日本クラウド証券(株)代表取締役)
 -甲斐祐樹((株)Cerevo広報・マーケティング・セールス)
 【モデレーター】渡辺智暁(国際大学GLOCOM主幹研究員・准教授)

■申込方法
下記URLのイベント案内よりお申込みください。
 http://www.glocom.ac.jp/events/855
※開催前までにリマインダメールをお送りします。
※ウェブからの申込みフォームが利用できない場合は電子メールにてお問い合わせください。




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