2012/12/04

選挙を機会に、僕らも変わらないといけない

12月4日で、衆議院議員選挙の公示日ということで、選挙がはじまりました。

「僕らの声を政治に届けよう」という思いからスタートしたOne Voice Campaignも、もともとも目的でもあった2012年度の国会会期中に公職選挙法の改正ができなかったのは、残念でしたが、One Voice Campaignがもたらした動きや、自分たちで声をあげ活動しようという思いは、少しでも多くの人たちの意識に投げかけができたかと思います。11月29日におこなったシンポジウムでは、ネット選挙運動含めた、インターネットと政治の新しい形を、議員や有識者たちと模索する話ができました。もちろん、議員の人たちもそうですが、話にあったのは僕や一般の人達も、政治含めた社会に対し意識をもたなければいけない、ということも印象的でした。






日付かわり、12月4日からは選挙期間。12月16日の都知事選、衆議院選挙の投開票まで、立候補している人たち、そして、有権者も、選挙活動とみなされるインターネットの活動に制限がかかります。そうした、いまの時代にそぐわない状況を、体験することになるかもしれません。

ぼくはよく思うんです。iPhoneなどがOSをアップデートするように、様々な分野もOSをアップデートしなければいけないのでは、と。OSをアップデートする、ということは、仕組みを今一度見直し、そして、いまの生活や時代に適応した形に変わって行かなければいかけない、と。

「変わらないために変わっていかなければいけない」と、誰かが行っていたように、変わること、変化をすることで、もともと持っていたものの本質を次の時代に残し継承していけるものだと思います。

ものづくりの現場や伝統工芸品や伝統芸能などの分野でもおこなわれています。政治の世界だけが、変わらなくていい、というものはありません。

その、仕組みをどう変化させ、そして、社会をつくっていくか。そのために僕ら自身も考え、そして対話や議論を通じて一緒に考えていかないといけません。誰も答えをもっているわけじゃない。もちろん、僕も答えをもっているわけじゃありません。でも、「僕はこう思う」「もっとこうしたほうがいいのでは」と思い、そして、それをまわりと共有しないと、なにもはじまりません。

だからこそ声をあげ、行動し、そして自分たちの手でつくっていくという意識をもって歩いていかないければいけません。答えはないけど、あるかないと道すらできない。だから、歩きながらでもいいから考え、行動しよう。そのために、いまできることをやっていきけたらと思います。

選挙のそのひとつ。投票行くコト、そして、投票に行ったということを当たり前にようにまわりと話すこと。そして、自分たちの社会をどうしていきたいか。そうしたことが、もっと当たり前に話せるようになるために、自分で考え行動できたらと思います。


One Voice Campaignでも、署名プラットフォームのChange.orgで、先日からキャンペーンを立ち上げました。
キャンペーン | 全政党党首へ:2013年度における通常国会において公職選挙法を改正し、インターネットを利用した選挙運動の実現を! #one_voice | Change.org

署名も一つのアクションです。と同時に、署名して終わりじゃなく、署名したことをきっかけに、そこから自分自身で考え、どうしたら目的が達成できるかを議論し、考え、仲間とアクションを起こしてもらえればと思います。そのアクションに、僕も応援するし、一緒に考えていきましょう。


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