一眼カメラをもって1年以上たち、カメラをもって撮影したり仕事でも使う機会が増えてきた。そのたびに思うのは、「きれいに撮影すること」だけじゃなく、いかに相手の気持ちや思いや感情、そのときの雰囲気が、カメラというツールを使い、”メディア”として、表現できるのか、ということを、色々なプロな方などの話を聞くたびに、考えてしまう。
カメラを使いこなすのではなく、自分がどれだけ相手と同化したり、そのときの思いを表現できるか。
それまで、なにげなく過ごしてきた日々の生活や町並みも、そうした意識をもつだけで、また違ったものに見えてくる。
その中で、Nikonの「Nikon brand story "Tears"」は、ただの被写体としてだけでなく、カメラを通じた楽しさや表現、思いを伝えたり、感情を形にするような動画や、素晴らしい写真を撮影している人たちのフォトギャラリーをみることができる。
とくに、このYoutubeの動画は、見ていて、自分たちが生まれてきてからそれまでに感じた、淡い感情や辛かったこと、悔しさや喜び、楽しさ、夢など、人が人生を追って経験するあらゆるものを表現している動画です。
これをみると、いかに自分たちの人生は豊かなもので、それでいて、なんて多彩で多様なものなのかと考えてします。と同時に、もっと気持ちを素直に表現すること、感情を表現することの素晴らしさや美しさを思える動画だと思います。
カメラや動画というものだけでなく、人の人生をどう考え、そして、その一瞬一瞬の素晴らしい刹那な美しさを表現するか。
そういったものを考えさせられるサイトだと思います。