2015/12/03

立教大学でゲスト講師をしてきました


先日11月17日に、いま一緒にNPO法人インビジブルを運営している菊池宏子さんにお呼ばれして、立教大学のコミュニティ福祉学部の「キャリア形成論」という授業にゲスト講師で学生さんたちにお話させていただいた。

授業の枠自体は3限と5限の二回でしたが、3限のほうは100人以上の大講義室での授業、5限の授業では20人くらいのゼミ形式と、同じ「キャリア形成論」の名前がついた授業でしたが、学生さんたちの様子も違って面白かったです。

キャリア形成論って授業ですが、内容としては、ゲストで30分ほどキャリアやらいまの仕事に至るまでも紆余曲折な道を共有して、学生さんたちに多様な生き方を通じて社会と向き合うことの面白さや楽しさを知ってもらうこと。その後、ゲストが取り組んでいるテーマや業界について考えて、発表させたりグループワークをしてもらう二部構成な内容で僕のときには展開されました。(ゲストによっても内容を変えているとか)

キャリアの話でいえば、たしかに公務員から退職して大学生になり、大学在学中にフリーで活動し、いまや会社やらNPOやらの活動もしたりと、一般的に会社に勤めてとは違った生き方をしているかもしれない。やっている仕事自体の幅はたしかにあるけど、その根底にあるのは自分自身と世の中との向き合い方で、それに必要なスキルや能力を自分から能動的に学んだり習得しようと努力し続けることが重要だと僕は思う。色々とやってきた内容はそこそこに、僕自身が普段考えていることや、仕事を通じて目指したい世界観などについて学生さんたちに話をさせてもらった。もちろん、全部をそんな短時間で理解するのは難しいと思うけど、なにか気づきや生き方の参考になれば。

で、キャリアの話はそこそこに、授業の後半では講師の菊池さんと話した結果、ちょうど大学生たちにも関わりがある「18歳選挙権」について、学生さんたちに率直な意見をもらう場に。3現の授業では学生さんたちにまずは4,5人くらいのグループワークをしてもらい、賛成と反対の意見を言うワークをし、いくつかのグループは代表者がグループで議論されたことを発表してもらいました。次に、数人の学生さんを壇上にあげ、僕がモデレーターをしながら、登壇したゲスト学生たちに質問や意見を振って、話してもらうトークセッションスタイルに。

議論して、「地元といま住んでいるところでの住民票による投票権の話」や、「いつからが大人になるのか」という大人の議論など、色んな話題になり、学生さんたちも普段なかなか考えないような話をしたかもしれません。

同時に、自分たち自身の身の回りのことだけでなく、社会全体に対する想像力をいかに養うか、自分だけでなく公益性やら社会性を考えるために必要なものごとのロジックや道理を理解するためにもっと日々色んなことを経験したり考えたりしてもらいたいな、と思いながら授業をさせてもらいました。

3限のときの様子

5限では、人数はゼミ形式な感じだったので、3限と同じくキャリアの話を前半にしつつ、後半では18歳選挙権に関して、肯定派と反対派に即席で分かれてもらい、ディベートをやってもらうことに。これも一つの想像力を養ういい訓練になったと思う。もちろん、普段なかなか考えないテーマなので、論点の稚拙さとか議題の形成はやや弱い部分はあるけど、それよりもまずは「考える」ことが大事。考えて、行動し、そしてフィールドバックをもとにまた考える。つねに思考し続け、自分が直接は体験していないことも想像しようとする努力をすること。そこから将来の仕事とか生き方とかにつながるはず。

5現のときの様子
これまでにも、東海大学とか早稲田の大学院ジャーナリズムコースとか、色んなところで授業やらゲスト講師をさせてもらったけど、やはり、一回の授業で教えられることなんてたかがしれてるし、多くがスキルやらキャリアやらの話で終わってしまう。そうではなく、学生とともに時間を過ごし、一緒に考え、学びながらなにかをつくりあげるような、そんな経験をしていきたい。

それなりに自分自身も色んな経験をしてきて、自分の成長や学びもさることながら、同時に次の世代に向けても同時並行で教え学び合う関係を作っていきたいと思う。大学でゲスト講師として登壇するたびに、非常勤でもいいので大学で授業とかゼミを持ってみたいと思う。

これからも、大学の講師やゲストは、できるだけ積極的に受けていきたい。当たり前かもしれないけど、僕達の世代は今以上に色んなものを学び、考え、想像し、そして他者とともに仕事をしていきながら、世の中を面白くしていかないといけない。大学という色んなものを経験したり見聞したりできる時代に、大人がどんな学びや刺激の環境が提供できるか。自分の成長と他者の成長を喜びながら、ともに考えともにつくる学びの場をこれからも提供していきたい。




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